
東西東西〜ッ!こいつで始まる口上を耳にしたら、じっとしていらんねぇ。歌舞伎にゃ目がないもんでね。今回の平成中村座も有名な演目揃いだが、そこは勘三郎丈、奇想天外な発想で我々の度肝を抜いてくれるだろうよ。楽しみだねえ。歌舞伎には多種多用な演目があるが、何を興行するかにはちょっとしたしきたりがあった。歌舞伎の世界では、11月が1年の始まり。江戸の時刻で1日が始まる子の刻は。午後11時から深夜1時を示すからね。というわけで、11月の「顔見世狂言」では、芝居小屋と所属役者の1年間の契約が始まるため、その顔ぶれを披露したのさ。「暫」を出すのが吉例だったな。
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